時 代 | 近代 / 20世紀 |
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形 状 | 刀:鎬造、庵棟 |
長 さ | 66.6cm / 二尺一寸九分八厘 |
反 り | 0.8cm / 二分六厘 |
元 幅 | 3.1cm / 一寸二厘 |
重 量 | 鐔:115g、刀身:735g、 鞘払い:1030g |
目釘孔 | 一ツ |
附 属 | 青貝微塵塗鞘打刀拵 / 素銅一重ハバキ |
価 格 | 案内終了 |
刀 : 無銘
造込 鎬造、庵棟、重ね厚く 浅く反り 中鋒のびごころ
地 無地風に詰み 地沸つく
刃 中直刃 匂い口締まる
帽子 一枚帽子
居合に適した御刀也。 素直な体配にて、即ち重量の案配よい。 重ね(棟筋)が厚く 刀身に芯あり。 茎が長く、柄中にて 刀身と拵一体と為し、使って緩みなし。
拵、柄長八寸、鹿裏革諸捻巻 にて、手の内に吸い付く。 銅地の鐔は、手に優しく、径重量共に過不足なし。 鞘は 青貝微塵散、塗に補修痕 幾つかあるも、処置良く 痛みに為らず。
鞘内は 刀身のすべり滑らかにて、鞘当たり無く、納刀後にカタともせず。
本刀は近代の作故、美術的な価値は いにしえの御刀に及ばずとも、機能は なんら変わらず。 ならば、居合に用い 心身鍛練するは、本刀を生かし、我を生かすこと也。 本刀を用いれば、必ず技量向上は 間違いなし。 但、習稽工 日夜工夫鍛錬不可忘。
干将庵 / 2011年4月11日
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