時 代 | 鎌倉時代末期 |
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形 状 | 刀:鎬造、庵棟 |
長 さ | 68.5cm / 二尺二寸六分 |
反 り | 1.7cm / 五分五厘 |
元 幅 | 2.85cm / 九分四厘 |
元 重 | 0.6cm / 二分 |
目釘孔 | 四ツ 中二つ埋 |
認 定 | 昭和37年 第8回 重要刀剣指定 第468號 |
附 属 | 白鞘(佐藤寒山先生 鞘書) / 金着二重ハバキ |
価 格 | 案内終了 |
刀 : 無銘 伝 近景
造込 鎬造、庵棟、反り浅く 中鋒となる
地 小板目肌よく約み(つみ)、地沸つき 映りごころは少い
刃 小互の目、小乱、小丁子交じり、匂口うるみごころに小足入り、
処々に 逆がかった刃が交じる
帽子 湾れ込み先小丸
重要刀剣図譜 / 説明
『大磨上ながら 備前長船 近景 の作と伝えている。 常よりも 地沸強く、
映り気は少なく、刃は、逆足、逆がかった刃が交じり、小沸のついて
いる点が その特色である。 所伝を 首肯すべきであろう。
茎先の指表に 折返銘をとって 新たに別の鉄を 入れたあとがある。』
昭和26年登録。 第8回 重要刀剣指定品。
伝えたき事 幾つもあれど、文字に記せば 全て陳腐也。
至福の光に包まれるは、本刀を愛でる者の 特権である。
干将庵 / 2011年4月18日
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