極)平安城吉則

時 代 室町時代後期 文明頃(1469-1486)
長 さ 63.9cm / 二尺九分五厘
反 り 2.1cm / 七分
元 幅 2.6cm / 八分六厘
先 幅 1.8cm / 五分九厘
附 属 上貝金着下貝赤銅二重ハバキ / 白鞘
腰刻菜種鞘納戸色糸巻打刀拵(尾張拵)
鑑 定 保存刀剣-日本美術刀剣保存協会
昭和16年 本阿弥折紙 (信国極)
価 格 ¥780,000.-

形状 鎬造 庵棟、身幅尋常、大磨上、先反り付き、中鋒
 鍛 柾目に杢まじえる
 刃 互の目・尖り互の目に規則的に大互の目を配し、
   焼き高く、匂いがち
帽子 焼き深く、表裏ともに小丸にかえる
 茎 大磨上、鑢目切り、目釘孔二つ
彫物 表・梵字 素剣掻流し 裏・梵字 護摩箸掻流し

■ 平安城吉則に極められた反り姿の美しい刀です。
大磨上ながらも姿は伸びやかに、先で大きく反り、尋常な身幅に
中鋒を載せています。
刃文は焼刃高く、互の目・尖り互の目を大模様に描き、その中に単独の大きな互の目を規則的に置くことにより、総体に躍動感のあるものとなっています。
帽子はほとんど一枚に近く、僅かに横手の上に 地蔵帽子の様な
小さな返りが見られます。
彫りは 表は梵字に素剣、裏は梵字に護摩箸をあしらい、いずれも
茎中で掻き流しています。

■ 附の拵は 頭を小振りにする尾張拵。金具は草花で意趣をあわせ、特に鉄地木瓜の鐔には、桜花透と銅の覆輪を備えています。

■ 保存鑑定とは別に 戦前の本阿弥の折紙があり、同じ山城国の信国に極めが為されいます。また刀身に大きな傷は無く、丁寧な研がかけられており、手入れも行き届いています。
頃合いの良い姿に、大きな互の目刃文をあしらった 吉則極めの御刀。拵と一緒に楽しめる優品です。

                  干将庵 / 2016年12月13日

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