固山宗次

固山備前介宗次作之

時 代 1846年 / 弘化三年正月日
形 状 脇指:鎬造、庵棟
長 さ 50.4cm / 一尺六寸八分
反 り 1.2cm / 四分
元 幅 2.9cm / 九分六厘
先 幅 1.9cm / 六分三厘
目釘孔 一ツ
認 定
附 属 黒漆石目地塗鞘半太刀拵 / 白鞘 / 素銅一重ハバキ
価 格 案内終了

脇指 : 固山備前介宗次作之

造込 鎬造、庵棟、元先の身幅差少なく、中鋒
  地 小板目肌、淡く乱れ映り立つ
  刃 角張った腰開きの互の目に 尖り互の目、複式互の目を交え、
    小沸つき、匂い口明るい
帽子 乱れ込み尖りごころに浅く返る

幕末の名工 固山備前介宗次 の脇指です。 寸延び、反りもやや深く、
重ねも厚い 総体的にがっちりとした造込。 地鉄は緩み無く、小板目肌よくあらわし、淡く立つ乱れ映りは、本刀の見所の一つ。
刃文は 宗次得意の 備前写しにて、角張った互の目を主体に、複式互の目なども混ぜ、なるほど一見末備前と思わせるほどに。 また丁寧な 差込研ぎ により、刃文の細やかな働きが はっきりと現れ 匂い口も明るく、張りのある表情を見せています。

拵は 素銅に蔓草をあしらった 一作金具を用いた 半太刀拵。 石目地鞘との相性も良く、総体丈夫にて、まとまりのある拵です。

健全な姿、緩みのない地鉄と 冴えた刃文、加えて上質の半太刀拵、脇指なれど、確かにこれ一振りで 絵になる優品です。

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                          干将庵 / 2011年2月3日

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拵/白鞘 頭 柄裏 柄前 鐔 小柄 鐺 茎尻 銘 茎 ハバキ 棟区 腰元 拭いヒケ 中程 物打 帽子 鋒