時 代 | 現代 : 平成26年 |
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形 状 | 平造 短刀 |
長 さ | 22.7cm / 七寸五分 |
反 り | 内反り |
元 幅 | 2.0cm / 六分六厘 |
元 重 | 0.5cm / 一分六厘 |
附 属 | 白鞘 / 銀無垢二重ハバキ |
特 記 | 茎裏にお好きな言葉が入ります |
価 格 | 案内終了 |
國宗
造込 平造、三ツ棟、内反り付き、細身で小振りな姿
地 小板目細かに約(つ)み、地沸微塵に付き カネ強く、表裏物打
あたりに棒状の沸映り立つ
刃 直ぐ調に小互の目まじえ、小沸付く
帽子 ほぼ直ぐで入り小丸 浅く返る
彫物 棟寄りに棒樋 ハバキ中で掻き流す
■ 愛媛県の新居浜に鍛錬場を構える藤田三郎國宗刀匠は、ここ最近地刃に一層の工夫を重ね、その成果がこの短刀にも十二分に現れています。
則ち約んだ小板目地に地沸を微塵に蒔いた地鉄は、奥底まで達する光を複雑に反射し、まるでカネそのものが沸き立つかのようです。
また刃文は このカネの強さをよく反映して、小沸が付いて匂い口も浅からず、刃中も沸づいた覇気があふれるものとなっています。
■ 古名刀を追い求める刀匠は、一歩間違えると永遠の迷路に陥りますが、三郎國宗刀匠は 常にご自身の作品を深く見つめることによって、正解を導いてきました。
いま 古名刀の再現に一番肉薄する刀匠 藤田三郎國宗。短刀ながらも高い技量を示優品です。
※ 茎裏に為銘や吉祥語・御守り言葉など お好きな言葉が入ります。
干将庵 / 2015年04月07日
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