時 代 | 現代:平成八年秋 |
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形 状 | 短刀:平造、庵棟 |
長 さ | 18.7cm / 六寸一分七厘 |
反 り | 内反り |
元 幅 | 1.8cm / 六分 |
元 重 | 0.4cm / 一分三厘 |
目釘孔 | 一ツ |
附 属 | 朱塗鞘 / 金一重ハバキ 〈共に藤安将平刀匠作〉 |
価 格 | 案内終了 |
短刀 : 将平作 / 朱漆塗鞘合口拵
造込 平造、庵棟、寸短く、重ね薄く、内反りつく
地 小板目肌よく詰み 流れごころ
刃 直刃調、小沸付き匂い口やや太く、表裏物打に金筋状の働きあり
帽子 直ぐで入り 先小丸、浅く返る
福島県立子山に鍛錬場を構える 藤安将平刀匠作 短刀/合口拵 です。 長さ 六寸、穏やかで優しい姿は、将平刀匠のお人柄そのもの。
流れごころの板目肌に、小沸のついた 自然な直刃を焼き、刃中の働きも 決してうるさくならず、刃幅や帽子の具合も 申し分有りません。
また 朱漆塗合口拵、さらには 銀一重ハバキ にいたるまで、全て将平刀匠が お一人で手がけられたものなれば、その天賦の才 誠にうらやましいかぎりです。
古名刀を十二分に吸収し、さらにそれを形に現せるは、吾人誰もが出来るものに非ず。 刀匠 藤安将平、天才は 確かに存在します。
干将庵 / 2011年8月30日
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